調子どーよ的日記風味。


by wassupbaby

蒼穹の昴+御一行語り

浅田次郎著 講談社

歴史物はあまり得意じゃないです。
それも中国の西太后時代の話で、漢字の単語が多い。
わからない単語もたくさん出てきて、わからないまま飛ばし読みしたまま4巻読破。

結論的にはおもしろかったかな。
や、最近「おもしろい」「おもしろくない」という定義がわからなくなってきた(?)
つまらないと思わない=おもしろい、ではないと思うんだけど、普通に読めれば(映画なら見てるうちにうんざりしなければ)おもしろかった。で済ませてしまうような。
ただ、歴史物に対しての偏見がなくなって、他のモノも読んでみたいと思えただけもうけもんだ。

その中で頭に残った言葉。
「死するは易く、生くるは難し」
同士が死んでいく中、自分一人逃げるわけにはいかないと言い張る進士に亡命を勧める人間が語った言葉。
全てを背負い残された者の苦悩と共に何かを為しえようと生きていく事は容易いことではない。
そこで死んで終らせる事は簡単だけれど、難しい道を行けと。


ちょっと違うんだけど、アーロンは一人残されて一番苦しい思いをしたのかもしれないと思った。
ジェクトはシンとして生きていたけど、アーロンにとっては二人を同時に失くしたのと同じようなものであったはずで。
一緒に異界へ行ってしまう事の方がどんなに楽だったかと思う。
いつもいつも、最後のその日を思い返していたに違いないと思う。

そんな事を考えていたらしんみりしてしまった。
いつもジェクト中心にばかり物を考えていたので(笑)、そこまで深くアーロンの事考えてなかったように思う。ごめんね(?
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by wassupbaby | 2004-12-20 01:10 | 独断的嗜好